1. ブログ
 

ブログ

2025/01/22
【#21】韓国エンタメ×SNSマーケティング~K-POPの歴史から見るSNSマーケティングの変化と成長・第5世代編~  

私の1Pick!K-POP第5世代


いよいよこのK-POP世代別から見るSNSマーケティングの変化と成長シリーズもラスト!

第5世代について取り上げます。

現在進行中の第5世代、そして今後のK-POP SNSマーケティングにはどのような未来が予測されるのでしょうか。

K-POP第5世代とは?


K-POP第5世代は2023年から現在。

第3世代後期から人気プログラムだったオーディション番組(通称:サバ番)から誕生した期間限定を含むグループ、期間限定グループを経て新たなグループで再デビューしたり、ソロデビューしたアーティストたちが目立ち、2010年生まれのメンバーもいて、オンマ世代の私から見ればもはや娘や息子目線で頭を抱えますw

サバ番では、放送中に視聴者が自分が推してデビューさせたい練習生に投票するシステムを導入。

デビュー前に自分が未来のスターの原石を見つけて育ててデビューさせアーティストを応援するスタイルが定着したのが第5世代とそのファンダムの大きな特徴と言えるでしょう。

私の1Pick!』に特別感を感じるのでしょうね。

代表的なグループ

  • ZEROBASEONE (ZB1):サバ番『BOYS PLANET』から誕生。多国籍メンバーで構成。高い歌唱力とパフォーマンス力が魅力!
  • RIIZE:SMエンターテインメントからデビューした7人組グループ。EXO・NCT・aespaなどの先輩グループの系譜を受け継ぎ多様な音楽ジャンルに挑戦!日本でも大人気
  • NewJeans:HYBE傘下のADORからデビューした4人組ガールズグループ。デビュー時から高い人気を誇るZ世代のファッションアイコン!
  • LE SSERAFIM:ソスミュージックからデビューした5人組ガールズグループ。AKB48とIZ*ONE出身の宮脇咲良(SAKURA)が所属!

K-POP第5世代のSNSマーケティング


第4世代同様、プラットフォームの多様化としてTikTokやInstagramのリールなどショート動画コンテンツが人気を集めています。

これにより、よりカジュアルで親近感のあるファンとの交流が可能になりました。

インスス(Instagramストーリーズ)やラバン(Instagramライブ)Q&Aセッションを行うことでファンとのリアルタイムなコミュニケーションがより盛んになり、ファンは積極的にアーティストに意見を伝え共感し合う関係性を築いています。

第5世代アーティスト同様、ファンダムもZ世代がほとんど。

Z世代はSNSネイティブでデジタルツールに慣れ親しんでいます。

第5世代K-POPアーティストのSNSマーケティングはファン層のZ世代の特性に合わせ緻密なデータに基づいた戦略 が成功のポイントでしょうね。

K-POPアーティストSNSマーケティング今後の展開予想


やはり、今後は AIを活用しファンに合わせたコンテンツを提供するSNSマーケティングにシフトしていくのではないかなと予想しています。

時代の波に乗りながらトレンドを先取りし、SNSマーケティングを展開してきたK-POP。

変化しながらSNSマーケティングが成功した理由は希望に満ち溢れ、夢を抱き、懸命に活動するアーティストと支えているファンたちの生き様と歴史にあるのでしょう。

次回#22に続く・・・。


2025/01/21
【#20】韓国エンタメ×SNSマーケティング~K-POPの歴史から見るSNSマーケティングの変化と成長・第4世代編~  

K-POP第4世代と日本の第3次韓流ブーム


いよいよ第4世代について記事を執筆します。

SNSを駆使したマーケティングとプロモーション展開でもはや単なる音楽ジャンルを超えてグローバルな文化と成長したK-POP。

日韓関係の中、踏ん張った第3世代の頑張りで誕生した第4世代もまた大きな壁が立ちはだかりますが悪条件を逆手にとって成功を収めました。

K-POP第4世代とは?


第4世代の期間は2020年から2022年。つい最近ですね。

SNSの駆使したマーケティング、プロモーションは当たり前。

多国籍グループも当たり前。

変化点といえば、ファン層がZ世代になったというところでしょうか。

デビューの時点で完璧なビジュアルとダンスパフォーマンスが求められSNSでのアーティストの言動が良い意味でも悪い意味でも常に注目されて大変だなぁ、と第2世代育ちから見た第4世代の印象です。

代表的なグループ

  • Stray Kids: ストリートカルチャーを基調とした音楽とパワフルなパフォーマンスが特徴
  • ITZY: 自信に満ちた歌詞とガールクラッシュな魅力のガールズグループ。TWICEの妹的ポジション
  • TOMORROW X TOGETHER (TXT): 青少年期の悩みや成長を描いた歌詞が共感を呼んでいます
  • ENHYPEN: サバイバル番組出身のグループでグローバルなファン層を持つ
  • aespa: アバターとリンクしたユニークなコンセプトが話題。日本人メンバーもいます


K-POP第4世代のSNSマーケティング


第4世代からSNSプラットフォームも世代交代になりました。

主流となったSNSが、Instagram・TikTokです。YouTubeはショート動画が好まれるようになりました。

【#12】日本と韓国、スマホの価値観大解剖~TikTokダンスチャレンジに見るトレンド拡散効果~ TikTokは現代のカルチャーを語る上で欠かせないプラットフォーム。特に、K-POPアーティストはTikTokを効果的に活用し楽曲の拡散やファンとのインタラクションを深めています。中でも、2020年1月、ZICOの「Any song」をきっ...
 

こちらの記事で取り上げたようにTikTokダンスチャレンジ動画を発信することでグローバルに楽曲をプロモーションするマーケティングが定着。

ちょうど時はコロナ禍真っ只中。

自宅でダンスを踊りTikTokにアップするK-POPファンが第4世代アーティストたちを支えていたといっても過言ではありません。


コロナ禍での日本の第3次韓流ブーム


BTSやStray Kidsたちの人気とTikTokでの楽曲プロモーション効果、動画配信サービスの利用者増加により、コロナ禍でありながら日本で第3次韓流ブームが到来。

7年ぶりの韓流ブームは、第2世代が親になり、子供とコンテンツを楽しむなどファン層の広がりを見せたのが特徴です。

コロナ禍で海外渡航もできず、日本での来日公演ができない中、オンラインライブやオンラインサイン会などで日本のファンをコミュニケーションを図ったことで第4世代は第1世代から韓国が灯し続けてきたK-POP人気の歴史を守ることができたのです。

K-POP第4世代のSNSマーケティングはファンとの共感を生み出しグローバルな人気を維持しながらK-POPのさらなる発展に貢献しました。

そして、現在の第5世代へと歴史が受け継がれていったのです。

次回#21に続く・・・。

2025/01/20
【#19】韓国エンタメ×SNSマーケティング~K-POPの歴史から見るSNSマーケティングの変化と成長・第3世代編~  

K-POP第3世代 新たな時代の幕開け


第2世代アーティストの飛躍により、グローバルなブームを築いたK-POP。

特に日本でのプロモーション展開の成功により、新大久保の韓国料理店・韓国コスメの普及など韓国関連ビジネスもにぎわいを見せました。

しかし、2012年8月。

当時の李明博大統領が竹島に上陸したことや様々な政治関連の問題により日韓関係が冷え込んだことが原因でK-POPアーティストの日本での活動に影響が出ました。

それまで毎日のように地上波の歌番組、バラエティー番組に出演していたアーティストたちの出演が減少。

私の推しバンドもそれまで毎年恒例だった冬ライブがなくなりました。
(これはショックでした)

2012年の後半は第2次韓流ブームに沸いたファンたちも徐々に減っていき、残ったのはコアなファンだけになったんです。

そして、2013年。

韓国内でのK-POPの勢いは止まらず、第2世代の成功により、各芸能企画会社が続々と新たなグループやアーティストをデビューさせ、K-POP第3世代の幕開けとなります。

K-POP第3世代とは?


第3世代の期間は2013年から2019年。

これまで見られなった大きな特徴として、多国籍グループが相次いでデビューしました。

第2世代アーティストに憧れた日本・中国・タイなどアジア人が韓国に渡り事務所の練習生になり韓国人メンバーと混じって活動するスタイルが誕生した世代です。

第3世代アーティストのTWICE日本人メンバーMOMOさんは実姉とダンス動画をYouTubeに投稿しそれが所属事務所スタッフの目に留まり練習生になった経緯があるそう。

YouTube発信が人生を変えたのですね。

代表的なグループ

  • EXO: 韓国人・中国人メンバーで構成。多彩なコンセプトと強力なボーカルでファンダムの熱狂もすごかった・・・
  • TWICE: 韓国人・台湾人・日本人メンバーで構成。爽やかでキャッチーな楽曲とダンスで国民的人気になった多国籍ガールズグループのパイオニア!
  • SEVENTEEN: 13人という大所帯でメンバー全員が作詞・作曲・振付に参加する多才なグループ
  • BLACKPINK: アーティストというよりセレブ!カリスマ性溢れるパフォーマンスと洗練されたビジュアルが魅力


そして、皆さんご存知BTSも第3世代。デビュー当時は防弾少年団というグループ名でした!

K-POP第3世代のSNSマーケティング


Twitter・Facebook・YouTubeに続いて、ついにInstagramが登場します。

Instagramの普及により、写真や動画・ライブ配信でアーティスト日常や活動の様子をリアルタイムで発信。さらにファンとの距離を縮めて親近感を高めました。

また、ハッシュタグを用いてキャンペーンやライブ配信を通じての質問コーナーなどファンとの双方向的なコミュニケーションを積極的に行いファン参加型のコンテンツも展開。

ビジュアルコンテンツの戦略的な活用として、ダンス練習動画の投稿が始まったのも第3世代からです。

ダンス練習動画をSNSで先行公開することでファンの期待感を高め楽曲のリリースを盛り上げるマーケティング展開が新鮮でした。


ライブ配信に特化したファンコミュニティプラットフォームの出現


以前、グローバルファンダムプラットフォームWeverse(ウィバース)について取り上げた記事を執筆しました。

【#14】韓国エンタメ×SNSマーケティング~アーティストとファンを繋ぐWeverse~ ブログ100日チャレンジ14日目になりました。今回から韓国エンターテイメントから見るSNSマーケティングに視点を変えてブログを執筆していきます。韓国エンタメについては、私の得意分野?専門分野ですので非常にヲタク・マニアック全開のシリーズにな...
 


このWeverseの先駆けとなったファンコミュニティプラットフォームV LIVEが誕生したのもこの時期です。

ライブ動画配信に特化したプラットフォームでV LIVEでしか見られない限定コンテンツが多数配信されたり、アーティストがライブ配信をすればファンはリアルタイムでコメントを送ったりハートを送ったりする交流の場として利用されました。
※現在はサービスが停止しており利用できません。

このように第3世代はSNSを通じて国境を越えて世界中に広がりそれまで以上にグローバルな文化現象となりました。

日本でも、これまで以上にリリースイベントを積極的に行いオールドメディアを通すことなくSNSでのプロモーション展開へとシフト。

SNSを活用した革新的なマーケティング戦略によって一時的に冷え込んだ日韓関係問題を乗り越え、K-POPの人気を落とすことなく成功を収めました。

一方的な発信ツールにとどまらずSNSの特性を上手く使い、新たなコミュニケーションのスタイルを生み出しK-POPの成長を牽引する重要な役割を果たした第3世代のビジネスモデルは第4世代へと受け継がれていきます。

次回#20に続く・・・。

2025/01/19
【#18】韓国エンタメ×SNSマーケティング~K-POPの歴史から見るSNSマーケティングの変化と成長・第2世代編②  

K-POP第2世代 日本に進出!第2次韓流ブーム到来!


1つ前の記事で韓国がどのようにSNSを駆使し世界にK-POPを広めていったかを取り上げました。
【#17】韓国エンタメ×SNSマーケティング~K-POPの歴史から見るSNSマーケティングの変化と成長・第2世代編①~最後におまけあり。 K-POP第2世代!K-POPが世界へ広がる!K-POPの歴史から見るSNSマーケティングの変化と成長。今回は、第2世代について取り上げます。第2世代はK-POPの歴史において非常に重要な転換期になりました。それまで韓国国内でマーケティング...
 

今回は、K-POP第2世代が日本に進出し第2次韓流ブームを牽引したSNSマーケティングとプロモーション展開について第2世代ファン育ちから見たコラム形式で記事を執筆していきますね。

第2次韓流ブームとは


第2次韓流ブームは、2010年から2012年頃にかけて起こりました。

私の肌感覚では地上波で放送された韓国ドラマ『美男(イケメン)ですね』の爆発的ヒットがブームのきっかけだったと思いますね。


ちなみに私も美男ですねでそれまで何の興味関心がなかった韓国エンタメの沼にどっぷり浸かりました。

それくらい描写が新鮮だったんです。

まるで少女マンガのようなストーリーやシチュエーション、キャストのキラキラ感がファンタジーそのもので夢中になったんですよねぇ。

美男ですねブームでそれまで韓国ドラマはシニア世代女性が観るものという概念が破られました。

この波に乗れ、と言わんばかりに韓国で人気者になった第2世代アーティストが続々と日本に進出していきます。

日本進出し成功した代表的な第2世代K-POPグループ

  • 東方神起: 日本語を完璧に習得し日本の歌番組やコンサートに出演するなど数々の記録を打ち立てました
  • 少女時代: 女性が憧れるビジュアルとパワフルなパフォーマンスで多くのファンを魅了しました
  • KARA: 可愛らしいビジュアルとキャッチーな楽曲で男性や子供、ファミリー層からも支持を集めました
  • BIGBANG: 中毒性ある音楽とファッションセンスでトレンドを牽引しました

第2次韓流ブームのSNSマーケティング


①の記事でも書きましたが、日本でもTwitterを活用したSNSマーケティングが重要な役割を担っていました。

ファン同士が情報交換を行ったり、韓国の事務所が日本法人を設立して日本人向けの公式アカウントで新曲のリリースやライブの開催など最新の情報をいち早く発信するなどリアルタイムで様々な情報を共有。

SNSを通じてアーティストがファンと直接コミュニケーションを取る機会が増えファンとの絆が深まり日本でのコンサートやイベントが急増。集客、収益に大きな成果をもたらしました。

YouTubeの存在

当時のSNSマーケティングではTwitterもですが、とにかくYouTubeの存在が大きかったなあと。

1つK-POPアーティストを知るたびにYouTubeでMVを観て日本にはない刺激的な演出、衣装、カメラワークに度肝を抜かれていたんです。

ライブ映像を観ながら、いつか日本ライブがあったら行ってみたい!生でパフォーマンスを観たい!と期待に胸を膨らませていた当時の私。

実際、初めて推しバンドの日本公演を観た時、YouTubeの中だけにいるんじゃない!本当に存在するんだ!と全身に鳥肌が立ったことを覚えています。

日本で成功したK-POPのプロモーション事例


これらのSNSマーケティングを活用し日本の音楽市場で成功を収めた第2世代K-POPアーティストのプロモーション展開についてまとめました。

日本オリジナル楽曲の制作

日本の音楽市場に合わせたかわいらしい曲調(韓国はかっこいい曲調が多い)と日本語歌詞で歌唱することで多くの日本のファンを獲得

日本での大規模なライブ開催

東京ドームや京セラドームなど大規模な会場でのライブを開催し数万人規模の観客を動員(韓国では東京ドームで公演したアーティストは成功者として認められる)

日本のテレビ番組への出演

歌番組への出演はもちろんバラエティ番組やドラマ出演などに出演し日本のエンターテインメントに溶け込み幅広い層にK-POPを認知

コラボレーション

日本のアーティストとの楽曲制作や日本企業のCM出演など

このように、第2次韓流ブームはK-POP第2世代アーティストの日本での活躍とSNSの普及が相乗効果を生み出した結果、大きな盛り上がりを見せました。

このブームは日本の音楽業界に大きな影響を与えただけでなく、K-POPが日本の若者文化に根付くきっかけとなったのです。

この後、2013年から第3世代へと歴史が動くのですが早くも正念場を迎えます。

次回#19に続く・・・。

2025/01/18
【#17】韓国エンタメ×SNSマーケティング~K-POPの歴史から見るSNSマーケティングの変化と成長・第2世代編①~最後におまけあり。  

K-POP第2世代!K-POPが世界へ広がる!

K-POPの歴史から見るSNSマーケティングの変化と成長。

今回は、第2世代について取り上げます。

第2世代はK-POPの歴史において非常に重要な転換期になりました。

それまで韓国国内でマーケティングを広げていたK-POPが世界的な広がりを見せた世代です。

ここからSNSを活用したマーケティングが展開され、日本では『第2次韓流ブーム』が沸き上がりました。

第2世代については韓国がどのようにSNSを駆使し世界にK-POPを広めていったか、日本の第2次韓流ブームでのプロモーション展開と記事を2つに分けて解説していきます。

と言うのも、私がリアルタイムで第2世代SNSマーケティングを受けてきたのでw解説したい事が山のようにあるんです!!www

K-POP第2世代とは?

K-POP第2世代は、期間としては2004年から2012年。

第1世代のグループが解散していく中、東方神起を筆頭にSMエンターテインメント・YGエンターテインメント・JYPエンターテインメントといった大手事務所を中心に数多くの新しいグループがデビューしました。

第1世代よりも音楽性が多様化。バラード・バンド・ヒップホップなど様々なジャンルが生まれたんです。

さらに歌唱力だけでなく、ダンスパフォーマンス・表情管理・ビジュアル面も重視されるようになったのもこの頃。

今の第4・5世代のK-POPアーティストにとっては彼らがモデルロールなんです。

代表的なグループ


  • 東方神起: 第2世代の代表的なグループ!K-POPを世界に広め大きく貢献!
  • 少女時代: 華麗なプロポーションとパワフルなパフォーマンスで人気を集めた"国民のガールズグループ"
  • SUPER JUNIOR: バラエティ番組などにも出演。メンバーがアラフォーになった現在も元気に活動しています!
  • BIGBANG: KING OF K-POP!音楽性の高さで評価されたK-POP界の王様!
  • 2PM: 野性的な魅力とパワフルなダンスで大人気!現在もドラマ等で活躍中!




懐かしすぎて涙が出ます・・・
スモーキーメイク、流行りましたねぇ。
一昨年、昨年の少女時代やKARAの(期間限定)再結成が胸が震えたものです。

K-POP第2世代のSNSマーケティング


K-POP第2世代のSNSマーケティングは現在のK-POPのグローバルな人気を築く上で非常に重要な役割を果たしたと言っても過言ではありません。

世界的にSNSが普及し始めたと同時にTwitterやFacebookでファンとのリアルタイムなコミュニケーションを図り情報発信を展開しました。

私が推しバンドを知った2010年末、当時mixiから情報を取っていたのですがタイムラグが激しすぎて困っていたところ、当時のマイミクさんから『Twitterの方が情報速いよ!メンバーもTwitterやってるし!』と教えてもらい、Twitterアカウントを開設。

今みたいに動画配信サービスもなく音楽番組を視聴することも大変だったのですが、Twitterでは音楽番組生放送直後に海外のファンがアップしたアーカイブ動画が瞬く間に拡散され情報迷子にならずに済み、所属事務所公式アカウントで活動プロモーションを把握し、メンバーがTwitterで投稿すれば返信をくれますし異国のアーティストなのにグッと距離が近くなり嬉しかったことを覚えています(胸熱)。

私のような海外ファンに向けて韓国語だけでなく英語や日本語で情報を発信したこともSNSマーケティングの重要な戦略ですよね。

もう1つSNSマーケティングで大きな役割を果たしたのがYouTubeです。

新曲をリリースして活動することをカムバック(カムバ)と呼ぶのですが、カムバが決まるとアルバム(1集、2集とカウントします)のプロモーションとしてタイトル曲のMVティーザーがアーティストのYouTubeチャンネルで先行公開。

リリース時刻にMVがフルで公開されるシステムになっております。

このティーザーがファンにはたまらない!

  • どんなサビなのか?
  • 曲の全貌はどんな感じなのか?
  • ビジュアルコンセプトはいかに?

と、ドキドキ感を抱かせて音楽番組で1位にしよう!音源チャートで上位に入れよう!MVの再生数を伸ばそう!とファンの応援士気を高めるんです。

このように、K-POP第2世代のSNSマーケティングはTwitter・Facebook・YouTubeをフル活用し、 写真、動画で多様なコンテンツを発信しグローバルなファンを獲得。K-POPの認知を広めました。

特にTwitterでのメンバーの素顔が見えるプライベートなコンテンツは当時とても画期的でした。

プラットフォームが限定されていましたが、ある意味、アーティストのブランディングが明確になったとも言えるでしょう。

次回#18 ②に続く・・・。

おまけ
15年前、私が推しをずっと推し続けようと誓った当時の動画を貼っておきますw
(謎のヘアスタイルとアイメイクが気に入りました)



2025/01/17
【#16】韓国エンタメ×SNSマーケティング~K-POPの歴史から見るSNSマーケティングの変化と成長・第1世代編~  

K-POPの歴史

K-POPは韓国発祥の大衆音楽。

国をあげてK-POPを盛り上げ今や世界中で熱狂的なファンを持つグローバルな文化現象へと発展しました。

そこには、トレンドの波を先取りし上手くSNSマーケティングを活用した背景があります。

K-POPの歴史は1990年代後半から始まり、2000年代前半まで活躍したアーティストは第1世代と呼ばれているんですよ。
(現在、活躍しているK-POPアーティストは第5世代です(^-^))

ちなみに、私は2010年年末に韓国エンターテイメントに沼った第2世代育ちです。

今回から5回に分けて、K-POPの歴史から見るSNSマーケティングの変化と成長を解説していきます。

時代と共に変化したSNSマーケティングの歴史をご自身の起業人生と重ね合わせて振り返ってみてください(^-^)

K-POP第1世代!アイドル文化の黎明期


K-POP第1世代は韓国のアイドル文化の礎を築いた重要な時代です。

1990年代後半から2000年代前半にかけて活躍したアーティストたちが現在のK-POPの礎を築きました。

とは言え、実際に私がリアルタイムで第1世代の活躍を知らないので5年前に受講した韓国エンタメ講座で得た知識とインターネットで調べた情報をまとめて共有しますね。

代表的なグループ

  • ソテジワアイドゥル:韓国の音楽シーンに大きな影響を与えた伝説的な3人組グループ
  • H.O.T.:東方神起やNCTが所属するSMエンターテインメントからデビューし国民的な人気を博したグループ
  • S.E.S.: 韓国初のガールズグループとして大きな成功を収めたグループ
  • 神話: 長く活動を続けました。K-POP界のレジェンドとして今も人気
当時の音楽番組の動画ですが、衣装やメイク、サウンドが懐かしいですね~。
日本の音楽シーンもこんな感じだったなあ。



最近はY2Kブームで第4・5世代のK-POPアーティストが第1世代アーティストの楽曲をカバーしてTikTokで人気を集めるなど再注目されているのも興味深いです。

K-POPの礎を築いた第1世代ですが、当時はどのようなSNSマーケティングを展開していたのでしょうか。

K-POP第1世代のSNSマーケティング


K-POP第1世代の時代は、現在のようなSNSは普及しておらず、マーケティングはテレビやラジオといったオールドメディアが中心でした。

そのため、SNSマーケティングという概念はほとんど存在していません。

こちらも日本と同じですね。

SNSがなかった時代のK-POPマーケティングを辿っていくと・・・

今も放送中の音楽番組『ミュージックバンク』や『人気歌謡』などの音楽番組出演がアーティストの知名度を上げる上で最も重要な手段だったそうです。



そして、ラジオ番組に積極的に出演し楽曲を披露することで大衆にアピール。

ラジオで生歌披露は現在も受け継がれているプロモーションです。



日本でも明星などありましたが、アイドル雑誌や音楽雑誌で特集を組まれることでファン層を拡大していたとのこと。

それでは、ファンとはどのような形でコミュニケーションを図っていたのでしょうか。

ファンとのコミュニケーションは主にファンレターを通じて行われ、DaumやNateといったインターネット掲示板でファン同士が情報交換や交流を行っていたそうです。

Daumは現在も活発に活用されていてファンカフェ(ファンコミュニティ)は存続中。

모든 이야기의 시작 - Daum 카페 모든 이야기의 시작, 다음 카페
 

このように、K-POP第1世代のSNSマーケティングは現在のように発達していませんでしたが、ファンとのコミュニケーションや情報発信の手段としてインターネット掲示板などが利用されていました。

その後、2000年代中盤からの第2世代からSNSの普及でK-POPのマーケティングは大きく変化しグローバルで多様な形へと発展していったんです。

次回は、私がリアルタイムでいろいろな情報を目の当たりにした第2世代のSNSマーケティングについて解説します。

#17に続く・・・。

2025/01/16
【#15】韓国エンタメ×SNSマーケティング~ドラマで大ブレイク!SNSマーケティングの効果~  

2025年も韓国ドラマが熱い!

皆さんは韓国ドラマはお好きですか?

韓国ドラマと聴くと私より上の世代の方は『年配の女性がハマる』印象が強いかもしれませんね。
(冬ソナブーム世代)

時は2025年。

韓国ドラマが日本で人気を博して今年で23年目に入りました。

コロナ禍までは地上波や衛星放送で放送、レンタルビデオ店でDVDをレンタルし新作を楽しむ、が主流でしたがコロナ禍になり、動画配信サービスNetflix加入者が激増。

Z世代・MZ世代もハマり、韓国ドラマは本国の放送と同時にオンタイムで視聴できる身近なグローバルコンテンツへと変化したんです。

Netflixで配信の韓国ドラマと聞いて浮かぶ作品は何ですか?

多くの方は、イカゲームが思い浮かぶのではないでしょうか。

イカゲームは2024年末にシーズン2がNetflixで配信がスタートし、韓国内では食品業界を筆頭にコラボ商品が販売されるなどコンテンツの枠を超えて盛り上がりを見せています。

シーズン3も予定されているそうですので2025年も韓国ドラマは注目を集めるでしょう。

韓国ドラマのSNSマーケティング効果


さて、そんな韓国ドラマですが、韓国内での広報についてご紹介します。

なんと言っても主流広報はSNSを活用したマーケティングです。

X(Twitter)・Instagram・YouTube・TikTokといった幅広いユーザーが利用しているSNSプラットフォームでこまめなマーケティングを展開しています。

2024年、日韓で絶大な人気を博した作品があります。

ソンジェ背負って走れ(原題:선재 업고 튀어)


韓国で2024年4月8日~5月28日までtvNの月火ドラマとして放送。(韓国では2日続けて連ドラ放送)

人気バンドのボーカルであるソンジェが突然亡くなり、彼を推していた女性が彼を生かすために2008年にタイムトリップして奮闘するファンタジーラブストーリーで日本では韓国放送と同時に動画配信サービスU-NEXTで独占配信がスタートしストーリーが進むにつれて視聴者が作品の沼に浸かっていきました。

特にX(Twitter)では、#선재업고튀어・#ソンジェ背負って走れ のハッシュタグをつけて日韓ソンジェファンたちがオンタイムで感想やら考察やら印象に残ったシーンのキャプチャーを添付し盛り上っていましたね。

ドラマオンエアの月火の夜はXのトレンドに#선재업고튀어・#ソンジェ背負って走れ、関連ワードが複数ランクインしていてポストに興味関心を持ったユーザーが視聴に参入することでSNSマーケティングが大成功しました。

まさにXの大きな特長で強みである拡散力を大いに有効活用した結果と言えるでしょう。

期待感を湧かせるコンテンツ発信


ドラマを放送したtvNのSNSアカウントは、オンエア前後にファンが次もドラマを視聴したい期待感を湧かせるコンテンツ発信が非常に優れています。

こちらは最終回翌日の朝にXで発信されたポスト。

主演俳優たちの撮影ビハインドのショートムービーを公開しました。

ソンジェロスになっているファンにはたまらないコンテンツですよね。

放送が終わってそのまま、ではなくファンに対してドラマを愛してくれてありがとうと感謝を込めたメッセージは私たちスモールビジネス起業家も見習い学び取り入れたい姿勢です。

ドラマ大ブレイク後の俳優たちも大飛躍!


韓国では、ドラマが大ブレイクすると主演俳優や共演俳優の人生もガラッと変わります。
(これは日本以上かも)

例えば、ソンジェを演じたビョン・ウソクさんはドラマ終了後、複数社の韓国企業のイメージキャラクターとして広告に登場。

昨年末に渡韓した際、カフェチェーンとチキンチェーン店で彼の広告を目にしました。

街の至る所にウソクさんがいるんです。

広告以外も劇中にソンジェが所属するバンドが歌った소나기(ソナギ)というOSTも大ヒット。

昨年秋に日本で開催された音楽授賞式でウソクさんが歌唱し話題になりましたし、多数のK-POPアーティストがYouTubeでカバーしました。


ちなみに私の推しバンドFTISLANDもカバーしたので貼っておきますw
劇中バンドメンバーとして共演したスンヒョプが所属するバンドN.Flyingが歌ったOST『Star』もヒットしInstagramのリールでたくさん使われました。

このように、SNSマーケティングはコンテンツの出し方次第で多方面で効果をもたらします。

1番は大衆やファンのハッシュタグ発信や拡散力であるかもしれませんね。

次回#16に続く・・・。


2025/01/14
【#14】韓国エンタメ×SNSマーケティング~アーティストとファンを繋ぐWeverse~  
ブログ100日チャレンジ14日目になりました。

今回から韓国エンターテイメントから見るSNSマーケティングに視点を変えてブログを執筆していきます。

韓国エンタメについては、私の得意分野?専門分野ですので非常にヲタク・マニアック全開のシリーズになりますが『変わった起業家がいるな』と珍しい人を見る目でwあたたかく読んでもらえたら幸いですw

韓国エンタメ、特にK-POPはSNSを活用したマーケティングで圧倒的な成果を上げています。

そこにはファンとの強い絆やグローバルなSNSプラットフォームをの戦略的な活用・コンテンツの質の高さなど多くの要素が組み合わさっていて、スモールビジネスにおいても韓国エンタメのSNSマーケティングから学ぶべき点・取り入れる点がたくさんあるんです。

スモールビジネス起業家さんの中にはオンラインサロンやオンラインコミュニティを開設し、ファンビジネスを展開して根強いファン(顧客、フォロワーなど)と交流している方も多いですよね。

韓国エンタメ業界でもファンビジネスは欠かせず、もはやファンが事務所のスタッフの代わりにアーティストのマーケティングやブランディングに注力を注いでいるといっても過言ではないでしょう。

K-POPアーティストのファン集団はファンダム(Fandom)と呼ばれています。

アーティストごとにファンダムには呼称があり、例えば、BTSのファンダムはARMY(アーミー)と呼ばれています。

このファンダムに特化し強い影響力を持つSNSプラットフォームがあるのはご存知ですか?

それが、Weverse(ウィバース)です。

Weverse(ウィバース)とは?


2019年6月10日に韓国エンターテイメント企業HYBE Corporation(BTS、SEVENTEENなどが所属)がサービスを開始したグローバルファンダムプラットフォームです。

HYBE傘下のアーティストを中心に今やほとんどのK-POPアーティストたちが登録し世界中のファンが集まる巨大なコミュニティへと成長しました。

J-POPアーティストもYOASOBIなどが登録しています。

ちなみに、私が推している韓国ロックバンドFTISLANDも登録しているので私も利用していますwww
(それも年間更新の有料メンバーシップ加入者です!!!!!ww)


Weverseは無料で誰でも加入できるので複数のアーティストのページでWeverseコンテンツを楽しむことができますし、書き込みやアーティストの投稿にコメントを残すことができます。

運が良ければ、推しからコメント返しが来ます。(私はWeverseではまだ)

Weverseコンテンツや機能はどんなものがあるの?


写真・動画・ライブ配信など多様なコンテンツが揃っており、ファン同士が交流できるコミュニティ機能・アーティスト関連グッズやCDアルバムが購入できるストア機能も備わっていてWeverseの中でヲタ活に必要なものがワンステップで完結できてしまうのです。

メンバーシップに加入していれば、メンバーシップ限定のコンテンツが見れますし韓国ライブチケットの先行販売期間にチケッティングができます。(お世話になっています)

Weverseがファンダムに強い影響力を持つ理由


私自身、Weverseを利用していて思いますが・・・Weverseが人気の理由はアーティストとの距離の近さにあります。

一見、情報発信のプラットフォームかと思いますがアーティストとファンの絆が深まるコミュニケーションが強くて最初は使い方に戸惑いを感じました。

ここに韓国人と日本人のコミュニケーション力やSNSへの価値観など文化の違いが表れているのではないかと。


Weverseというグローバルファンダムプラットフォームから見たスモールビジネスで活かせる3つのポイント

  1. 顧客を単なる消費者でなく共創者・パートナーとして向き合う
  2. ストーリー性のある顧客の心に響くコンテンツを発信
  3. 顧客に合わせた情報を提供しより深いコミュニケーションを図る

顧客1人1人を大切にし長期的な視点で顧客との信頼関係を築いていきたいですね。

次回#15に続く・・・。


2025/01/13
【#13】日本と韓国、スマホの価値観大解剖~予想外!みんなが気になった記事はこれだ!~  
100日ブログチャレンジがスタートして13日目。

日韓のスマホにおける価値観・SNSマーケティングを対比してきました。

前回までの12日間でアクセス数が多かった記事がこちらです。

【#5】日本と韓国、スマホの価値観大解剖!~日韓ライバー文化とビジネスモデルを比較分析~ 近年、日本と韓国において動画配信プラットフォームを通じて活躍するライバー(動画配信者)の人気が高まっています。しかし、両国のライバーシーンには文化的な背景やプラットフォームの違いなど様々な違いが存在します。今回の日韓スマホ&SNS比較ブログ...
 

5日目に投稿した『日韓ライバー文化とビジネスモデル比較分析』。


正直言って予想外のアクセス数でびっくり(笑)


昨今、InstagramやTikTokでライブ配信をするスモールビジネス起業家さんが増える中、日韓のライバーマーケティングに対する関心の強さを感じました。


皆さん、気になっておられるんだなあ、と。

沢山のご関心をいただきありがとうございます。


記事内で取り上げた韓国のライブ配信プラットフォーム『AfreecaTV』のライバーマーケティングは独特で興味深い点がたくさんあるのでもう少し詳しくお伝えしたいのですが・・・センシティブな情報も含まれるため整理して改めてご紹介します。


ここまで日韓対比をテーマにしてあらゆる記事を執筆してきましたが、14日目からは視点を変え韓国エンターテイメントから見たSNSマーケティングについて深堀りしていきます。


SNSリテラシーやデジタルタトゥーといった問題についても触れていきますので日々のSNS活用の参考にしていただければ幸いです。

次回#14に続く・・・。

2025/01/12
【#12】日本と韓国、スマホの価値観大解剖~TikTokダンスチャレンジに見るトレンド拡散効果~  

TikTokは現代のカルチャーを語る上で欠かせないプラットフォーム。


特に、K-POPアーティストはTikTokを効果的に活用し楽曲の拡散やファンとのインタラクションを深めています。


中でも、2020年1月、ZICOの「Any song」をきっかけに流行したダンスチャレンジはK-POPにおけるTikTokマーケティングの成功例として広く知られています。

左側で踊っている男性がZICO。隣でダンスチャレンジに参加しているのがMAMAMOOのファサ。


K-POPアーティストの活躍が目覚ましい一方で日本のJ-POPアーティストはTikTokでのダンスチャレンジをどのように活用しているのでしょうか?

今回はTikTokにおけるダンスチャレンジの現状・J-POPアーティストの取り組みとその効果について考察します。

さらにTikTokが持つビジネス的な側面、特にマーケティング戦略についても取り上げていきます。

TikTokにおけるダンスチャレンジの現状


TikTokのダンスチャレンジは、アーティストが楽曲のサビ部分の振り付けを提示しユーザーがその振り付けを真似て動画を作成するものです。


このシンプルな仕組みながら楽曲の認知度向上やファンとの一体感を生み出す効果が非常に高いことが特徴です。


K-POPアーティストは、ダンスチャレンジを積極的に活用し、楽曲のグローバルなヒットに繋げています。

例えば、BTSやTWICE・BLACKPINKは、洗練された振り付けとキャッチーな楽曲で世界中のユーザーを魅了し数多くのチャレンジを生み出しています。

J-POPアーティストの取り組み


J-POPアーティストも、TikTokのトレンドに敏感でダンスチャレンジに取り組むアーティストが増えてきています。


しかし、K-POPアーティストと比較するとその頻度や規模はまだまだ小さいと言えます。


一部のアーティストは楽曲のリリースに合わせてダンスチャレンジを企画しファンからの動画投稿を呼びかけています。

また、インフルエンサーとコラボレーションしチャレンジの拡散を図るケースもみられます。

imaseにおいては、「NIGHT DANCER」という楽曲が韓国の音楽プラットフォームMelOnのTOP100にランクインしたJ-POP初の楽曲でK-POPアーティストやインフルエンサーが次々とダンスチャレンジ動画を投稿したのをきっかけにimase自身もJ-POPアーティストとダンスチャレンジを投稿しています。

TikTokでのトレンド拡散効果


TikTokでは、アーティストがコンテンツを作成するだけでなくファンダムがそれを基に新しいコンテンツを作り上げるという双方向的なコミュニケーションが特徴です。


アーティストがTikTokのトレンドに動画で反応することで自分に関連するトレンドをさらに広く拡散させることができます。


ダンスチャレンジはこのメカニズムを最大限に活用できるコンテンツの1つ。

ユーザーが作成した動画は、ハッシュタグを通じて拡散されて新たなファン層にリーチすることができます。

また、アーティストとファンが同じコンテンツを共有することで、コミュニティ意識が醸成されファンエンゲージメントの向上にも繋がります。

TikTokにおけるビジネスマーケティング


TikTokはZ世代を中心に人気を集めているプラットフォームであり、企業にとっても魅力的な広告媒体となりユーザーの興味関心に基づいて配信されるため高いターゲティング精度が特徴です。


特にダンスチャレンジはブランドとのコラボレーションに適したコンテンツでダンスチャレンジはその中でも特に効果的なプロモーション手法の1つと言えるでしょう。

例えば、ファッションブランドは自社の製品を使ったダンスチャレンジを企画することで若年層へのブランド認知度向上を図ることができるんです。

このようにTikTokは音楽業界のマーケティング戦略に大きい変化をもたらしました。


J-POPアーティストもTikTokを活用したマーケティング戦略を強化していくことでより多くのファンを獲得できます。


ただ、TikTokのアルゴリズムは頻繁に更新されており効果的なコンテンツの作り方は常に変化しています。


アーティスト側は最新のトレンドを常に把握しそれに合わせた戦略を立てていくことが重要だと言えるでしょう。


今後も音楽業界にどのような影響を与えるのか注目です。


#13に続く・・・。
<<  <  8  9  10  >  >>

  marshmallow(マシュマロ)ヒューマンサポート 

安心・安全・心地よくX・SNSを楽しんでください。

メール :sayatan0223@gmail.com

受付時間:10:00〜19:00

定休日 : 土日・祝日・夏季・年末年始

当サポートのサービスは全てオンラインで提供しています